2004年/マーブルトロン

東京・青山ブックセンター本店、カルチャーサロン青山で1996年から現在も続けている、編集教室「スーパースクール」。そのレクチャーとワークショップの内容が完全収録された1冊。僕は、「編集生活」をすごしてきたが、同時に「生活編集」を生きてきた。「スーパースクール」を始めて、「編集」という技術が、かなり浸透していて、今・この時代を生き抜く、つまりサヴァイヴァルするためのものと捉えられているという実感を持った。編集と一言で言っても、もちろんそれにはいろいろなものがある。ファッショナブルなもの、コンセプチュアルなもの、コンビニエンスなもの。しかし、大きく変わったことがある。それは、編集者と読者のありよう。関係とコミュニティ。パーソナル。地球環境と想像力。軸ははっきり変わっている。地域だって、ターゲットだって、日本国というコトバ自体が、ローカリズムとグローバリゼーションのなかで洗い直さなくてはならない時代なのだから、編集だって洗い直して始めよう。この本は、僕が「スーパースクール」で新しい編集術、生きている編集術を求め続けた旅の記録のようなもの。今から編集の旅を始めようとするあなたのための「編集生活術」と「生活編集術」のテキストブックである。

僕たちは編集しながら生きている 後藤繁雄

¥1,800価格